そけい部痛症候群 宇都宮 針ヶ谷 雀の宮
こんにちは!
今回はそけい部痛症候群について説明して行きます.
そけい部痛症候群グとはグロインペイン症候群とも呼ばれ
ランニングや起き上がり,キック動作時にソケイ部を中心に生じます.
10代から30代のサッカーをしている方に多く見られます.
中でもお尻の筋肉が硬い方や慢性的な腰痛を抱えている方,過剰なトレーニングを行っている方が発生しやすい傾向にあり
筋力の低下や柔軟性の低下により症状が出ます.
また痛みに伴って
・体幹から股関節周囲の「可動性」
・骨盤を支える「安定性」
・体幹と下肢が連動して力を生み出す「連動性」
の3つの機能が低下してしまいます.
痛みとこれらの機能低下の悪循環によりそけい部痛症候群は慢性化しやすいと言われています.
治療としてはまず炎症期には炎症を抑える治療を行います.
硬くて伸び縮みが出づらくなってしまっている筋肉に対してはストレッチを行い,筋力が弱くなってしまっている筋肉に対してはトレー二ングを行います.
トレーニングでは筋力を高めるトレーニングや身体の連動性を高めるトレーニングなども行っていきます.
これらを行うことで「可動性」「安定性」「連動性」の3つの機能を高め症状を改善していきます.
適切な治療を行いことで症状が改善していきますのでしっかり行っていきましょう!