半月板損傷 宇都宮 針ヶ谷 雀の宮
こんにちは!
今回は半月板損傷について詳しく説明していきます!
まず半月板とは膝関節を構成する大腿骨(太ももの骨)と脛骨(スネの骨)に挟まれるように内側と外側にある組織です.
半月板の役割としては
- 体重による負荷を分散させるクッション
- 動きや位置を安定させるスタビライザー
- 膝関節軟骨の保護
などがあり膝にとって重要な役割を担っています.
半月板の損傷では
スポーツや事故等で強い力が加わり損傷してしまう場合と
年齢を重ねるにつれ弱くなった半月板に力が加わり損傷する場合があります.
スポーツや事故等では膝の曲げ伸ばしや捻る動きの際に外から過剰な力が加わったり,
関節の正常な可動域を超えるような無理な動きが加わった時に半月板が損傷します.
加齢と共に発症する場合には躓いたり,転倒するなどの怪我で起こるだけでなく,ウォーキングや犬の散歩,階段の昇り降り
といった日常生活で生じる負荷で損傷してしまうケースが多々あります.
半月板が損傷してしまったり,加齢によって変性してしまうと
膝の曲げ伸ばしの際に引っかかるような痛みが出ます.
重症化してしまうと膝関節の中に水が溜まるようになり切れてしまった半月板の一片が関節の中でひっかかってしまい
節にロックがかかったように全く動かせなくなる「ロッキング」という症状が現れるようになります.
治療せず放置してしまうと,将来的には変形性膝関節症へと繋がってしまいますので
しっかり適切な治療を行って行くことが重要です!