自律神経の乱れ
自律神経とは自分の意思とは関係なく「内臓の働き」や「代謝・体温」などを適切に保つために24時間働き続ける神経です。
自律神経は人が起きている状態で活発に働く「交感神経」と就寝前や就寝中、リラックスしている際に活発に働く「副交感神経」に大きく分けられます。
「交感神経」と「副交感神経」はどちらか一方の働きが強くなりすぎないようにお互いにバランスをとるように作用されています。
そのバランスが「ストレス」や「生活リズムの乱れ」、「骨格の歪み」などにより崩れてしまうと様々な不調を起こすようになります。
自律神経のバランスの乱れが身体に起こす不調としては
「だるさ」「疲労感」「めまい」「ひどい肩こり」などをはじめ
「胃の不快感」「食欲不振」もように内科的なもの
「気分が落ち込んでしまう」と言ったメンタル的なものまでその症状は多岐にわたります。
これらの症状は病院に行って検査をしても「特に異常が見つからない」という理由でしっかり治療を受けられず長期化してしまうケースが多く見受けられます。
また症状が長期化するにつれて「うつ病」や「パニック障害」などのメンタル的な病気を併発するケースもあり軽視できるものではありません。
治療としては鍼治療が有効です。
鍼特有の「ひびき」という刺激は自律神経の調節に作用します。
身体、メンタルの健康を維持するためには自律神経のバランスを正常に戻す治療を行うことが大切です。