寝違え 宇都宮 針ヶ谷 雀宮
こんにちは。
今回は「寝違え」について詳しく説明して行きます。
「寝違え」とは起床時から頸,または頸から肩,背中にかけて生じる痛みで主に頸を動かした際に症状として現れます。
程度は様々で,頸を動かした際に筋肉痛の様な痛みを覚えるケースから痛みで動かせない,痛みと共に腕や手に痛みやしびれ症状が現れるケースまであります。
原因としては就寝時に無理な姿勢をとる,無理な動かし方をすることで頸をはじめ,頸から肩・背中にかけて繋がる筋肉,頸の骨と骨をつなぐ椎間関節に負担がかかることにより発生します。
負担がかかることによって発生する痛みの原因として筋虚血(筋肉中の血流不足)によるもの,筋膜・筋肉の炎症によるもの,椎間関節の炎症によるものと大きく3つに分けることができます。
痛みの原因が筋虚血によるもののみであれば自分で動かしたり,ストレッチをすることで痛みが改善する場合もあります。
しかし痛みの原因が1つだけとは限らないケースが大多数です。痛みの原因が複数ある場合では自己判断で誤った処置,対処法をとることで炎症が生じてしまう,または炎症が広がってしまうと症状が悪化してしまう場合もあります。
しっかりと検査,評価を行いそれに基づき適切な治療を行うことが重要となります。