産後骨盤の状態 〜宇都宮 針ヶ谷 雀宮 腰痛 産後〜
今回は産後の骨盤について解説していきます
まず妊娠すると赤ちゃんは約10ヶ月かけて大きくなっていきます。その際、リラキシンという女性ホルモンが分泌されます。
リラキシンとはどういうものかと言いますと、全身の関節や靭帯を緩める作用を持ったホルモンです。このホルモンが分泌されることで女性は出産することができます。
全身の関節・靭帯と言っても特に影響を受ける場所があります。
・骨盤と仙骨を結ぶ左右の仙腸関節
・恥骨と恥骨を結ぶ恥骨結合
この三ヶ所が緩むことによって産道は開き臨月には出産の準備をします。
ですが、リラキシンは全身の関節・靭帯を緩めるので特に「首」「肩」「腰」「膝」に影響し痛みの原因になることがしばしば見られます。
このホルモンは出産後、6ヶ月〜12ヶ月をかけて徐々に減っていきます。自然分娩だと赤ちゃん👶が産道を通るので脳に「出産しました」と電気信号⚡️が送られるので時間をかけて減っていきます。
しかし帝王切開の場合、赤ちゃん👶は産道を通らないので脳に「出産しました」という信号が送られないのでリラキシンがずっと出続ける状態が続いてしまいます。骨盤矯正をすることで骨盤に刺激を与え脳へ「出産しました」という信号を送ってあげる必要があります。
自然分娩では生理現象として減ってはいきますが骨盤矯正が必要ないということではありません❗️
どちらの方法でも出産には労力と大きい力がかかっているので骨盤は歪んでしまいます。
骨盤が歪んでしまうとどうなるかについては次回説明します。
また、この時期に骨盤ベルト(トコちゃんベルト)の着用が重要になります。
・面倒・暑苦しい・買ってない・ずれやすい
などの理由でつけない方が多いですがこのベルトが重要です(くどいようですが)
出産後、骨盤はリラキシンによって緩んでいる状態で不安定になっています。それを安定させるために身体の外からベルトで固定します。
本来骨盤は伸び縮むすることのない靭帯にとって安定させられています。リラキシンによって緩んでしまい、骨盤の中にある「骨盤底筋」や骨盤周りの筋肉が硬くなり安定させようとします。本来の靭帯と筋肉の役割が真逆になってしまいます。
すると、・関節の動きは悪くなり・身体は硬くなり・姿勢は悪くなり・代謝も落ちる
といいことは多くはありません。
本来の役割に戻していくためにもストレッチや骨盤矯正は必要です。
※骨盤矯正は1回でどうこうなるものではありません❗️
※良くなったとしても日常生活を送っていると元に戻るので継続的な施術が必要です❗️
※骨盤矯正は繰り返し行っていくことを前提にしております❗️
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